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保護犬についてもう少しお話しさせて下さい
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【保護犬】というと【汚い】、【病気持ち】、【老犬】というイメージを持っている方も少なくありません。
確かに一昔前まではそうだったかも知れません。

でも、今は全く様変わりしました。
このセッターちゃんは1歳数ヶ月、このままコンテストに出しても優勝できそうな美しい犬です。



もちろんブリーダーの崩壊によって保護された犬達は、
犬種もわからないほど毛が伸びきって毛玉だらけになっていたり、
病気になっても病院に連れて行ってもらえなくて悪化してしまったり、
繁殖の為に子供を何頭も産まされて子宮がぼろぼろで手術が必要な子もいます。

歳をとって「もう産めないから」と捨てられた子も多いです。
でもこういう保護団体さん達の手厚い看護やお手入れで見違えるようにきれいになります。

そして、そういう子達だって立派な【命】です。
さらに、そういう子達ばかりでは決してありません。

この日はダックスがものすごくたくさんいました。
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全て違う子ですが、みんなダックス。しかもこの3倍はいました。
ロングあり、ワイヤーあり、スムースあり、
色もレッド、ブラタン、ブラクリ、チョコタン、シルバーダップルとまるでダックス専門店。
でもみんな元気できれい、人なつこい子ばかりです。
数日、あるいは数週間前まで普通の家庭でペットとして飼われていた子がほとんどです。

人なつこくないゴールドのダックス(ロング)もいました。
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あ、これは違うか。(^^;)でもこの子も【元・保護犬】です。
どうしてこんなにダックスが多いのでしょう?

チワワのくぅーちゃんブームでチワワ、そして最近はトイプードル人気が絶大ですが、
その前までは長年ダックスが不動の人気を誇っていました。
現在のペットショップ売り上げNo.1はトイプーですが、登録数はまだまだダントツ・ダックスが1位です。

でも今はもうあまり売れなくなりました。

つまり、【流行遅れ】なのでしょうか。
「これはもう流行らないから、流行っている子に買い替えよう」なのでしょうか?
ファッションで犬を飼う人達がたくさんいる事も事実です。
こういう【常識では考えられない思考】をする人達の為に、繁殖がどんどん行われています。
そしてその繁殖で産まれた子達の行き着く末が保護センターだとすれば、そんなに悲しい事はありません。

そして、ご存知でしょうか?
飼い主の手によって「この子もういりません」と保護センターに連れられた子達は、
【所有者の所有権放棄】ということで、なんと翌日に殺処分されてしまいます。
1週間という猶予があるのは所有者がわからない子達のみです。

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我が家の子供達はみな、保護犬です。
でも2わんとも本当に健康でかしこくて、かわいい子です。

実は小麦の避妊手術の時、病院の先生から「しっぽが長いね、ついでに切ろうか?」
とお申し出いただきました。
小麦はトイプーミックスです。
だから、というわけではないでしょうけれど断尾はされていません。

私が子供の頃飼っていたミニチュアプードルにそっくりで、
どうしても欲しくなってドッグライフセイビングさんから譲っていただきました。

しっぽが長いとトイプーには見えないから、
小麦を見た方は一瞬「トイプー・・・なの?」とおっしゃいます。
私はそれでいいと思っています。

断尾されていないプードルであろうが雑種であろうがどうでもいいことで、
小麦は小麦、私達の大切な愛娘です。

だから「こんな子犬が連れて来られたよ」と保護団体さん達に連絡をされたセンターの職員さん、
それを引き取りに行って下さったドッグライフセイビングさん、
写真を撮ったり特徴を書いたりして里親募集をかけながら大切に育てて下さった一時預かりママさん。
そして間接的ではありますが里親募集のHPをボランティアで制作しておられるりんさん。

そうした善意の多くの方々が【命のリレー】をして下さった結果今があることを、
もしわかるのなら、小麦自身に誇りに思ってもらいたいと考えています。

またそれだけではなく小麦が元・保護犬で、そして現在こうして幸せに暮らしている事を
小麦を見た全ての方に理解していただきたいのです。
だから「しっぽが長いのにトイプー?」と聞かれて戸惑うかもしれない、
と今後のことを心配してお申し出下さった先生のお気持ちはとてもありがたかったけど
辞退させていただきました。

私は前述のような【ファッションで犬を飼うような人達】が買う
由緒ある血統のわんちゃん達より、小麦をずっといい子に育てる自信があります。
すでにお行儀作法だけでなく、様々なトリックも覚えました。

命の価値は血統書ではありません。
全ての命は同じ価値です。

Small life, same price -小さな命も同じ価値-
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ドッグライフセイビングさんと同様の活動をされている、
Dog Shelterさんのチャリティシリコンバンドに刻まれた言葉です。
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by ChampagneGold | 2010-10-27 11:53 | 保護犬関連 | Trackback | Comments(10)
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Commented at 2010-10-27 13:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2010-10-27 14:56 x
★ 非公開さん ★

お優しい気持ちをありがとうございます。
有名な団体さんですよね。存じていますよ♪

保護犬を引き取るというのは簡単な事ではありません。
たまたまわんこが欲しいと思って、自分の環境が整わなければ無理な話です。
だから私自身ももっと引き取ってあげたい気持ちを抑え、
この子達の為に何が出来るかを考えています。
こうしてブログに書く事もひとつの手段かな、って思います。

非公開さんも頑張って下さいね♪
きっといつか、その中からだれかを引き取って幸せに暮らせますように。
その日が少しでも早く来ますように・・・
Commented by Shiho at 2010-10-28 11:45 x
本当に、葵さんのいわれる通り信じられないほど命を軽んじているヒトって多いですよね。まるでおもちゃのように。そういうヒトを見ると「自分がそういう目に会ったらって考えなさいよ!!」って思ってしまいます。こんなかわいい子達が今日はそういう飼い主の横ですやすや眠っていて、明日には殺処分されてしまうってこともあるのですよねッ。大好きな飼い主のそばで幸せにすやすやの最中に飼い主が「明日捨てよう」って考えてるって思ったらゾッとします。人間じゃない。
Commented by at 2010-10-29 10:35 x
★ Shihoさん ★

そうですね。恐ろしい世の中だとつくづく思います。
でも百何十年前までは人間ですら命が軽んじられていたわけですから、
【たかが動物】という意識を変えるのは難しいことなのでしょうね。

Shihoさんもいつかわんこを迎えられる時にはこういう子達を
ぜひ視野に入れて検討して下さいね。
Commented by Amy at 2010-10-29 22:52 x
 4年間暮らしたオランダでは、犬の断尾は法律で禁止されているそうです。 お隣の国ではまだされている。 だから、尻尾の無いワンちゃんは、よその国からやってきたってことですね。

 たまたま、尻尾がふさふさあるコーギーを散歩させてらっしゃる方とお話した時に伺いました。 仕事するワンちゃんはそれが命取りになるのなら、仕方ないのかもしれませんが、ペットなら関係ないですよね。 

 うちの子の尻尾を触ると、ぶつんと切れてる感じで、辛いです。 
Commented by at 2010-10-30 12:44 x
★ Amyさん ★

そうなんですか、オランダでは断尾は禁止なのですね。
日本も早くそうなって欲しいです。
このブログの主人公である、ヨーキーは断尾だけでなく
断指までされているのですよ。(足首のあたりにあるオオカミ爪と呼ばれる指です)

プードルのあの特徴あるトリミングも使役犬だった時代の名残ですよね。
でも今はあのトリミングはスタンプーちゃんには多いけどトイプーちゃんにはほとんど行われていませんよね。
トリミングはやらないのに、しっぽだけは切るって一体なんなのよ?
と思ってしまいます。
もう使役犬じゃないのだから・・・

おっしゃる通り、ペットにはなんら関係ないのに。
切り口のちょっと丸っこくなった手触り、痛々しいですよね。
Commented by Kaori at 2010-11-01 12:00 x
知らない事がいっぱいあって・・・驚き!ショック・・・
ペットと言う飾りじゃなく、家族の一人として一緒に過ごしたいですよね。私も、数年前に亡くしてから、まだ次の愛犬とは出会えていないのですが、ゆったり一緒に過ごせる環境になったらと思ってます。
Commented by at 2010-11-01 13:36 x
★ Kaoriさん ★

初めまして、こんなマイナーなブログにようこそお越し下さいました。(^_^)
そして保護犬ちゃん達のことを理解していただきありがとうございます。
華やかなペットブームの陰でこうした命が軽んじられているのが日常茶飯事であるということ、
一人でも多くの方に知って戴くだけでも書いた甲斐があるというものです。

このブログは【犬と写真】がテーマなのでこの程度でやめておきますが、
実際にはもっと残酷だったり、悲しかったり、理不尽だったりというお話が
ちょっと検索すれば山のようにヒットしますし、
私自身も書き始めたらキリがないほど書けてしまうくらい、過去様々な話を耳にしてきました。

一人一人がその事実を知って、「これではいけない」と思ってもらって、そしてそれがいつか大きな波になって世の中が変わっていけば嬉しいなと思っています。

Kaoriさんもいつかまたわんこと暮らせるような環境になったら、
ぜひ保護犬ちゃんも視野に入れて検討して下さいね。

またいつでもお越し下さい。(^_^)/
Commented by kiminomori_south at 2010-11-01 19:53
うちのネコたちは、みんな野良出身。ペットショップで買うより、少しでも辛い環境のネコたちを減らせれば…という思いもありました。

でも野良犬は最近まったく見かけませんから、わんこを飼うならペットショップかブリーダーさんから譲ってもらうしかないとばかり思ってました。
このような保護活動をしているボランティア団体さんがあることが、もっともっと世の中に知られるようになるといいですね。
Commented by at 2010-11-02 11:50 x
★ Kiminomoriさん ★

鉄之介は6年前、飼育放棄した元・飼い主から主人の知り合いが保護し、
その人がペット不可住宅で苦労していたのでうちで預かり、
そのままなし崩し的に(笑)我が家の家族になりました。

当時はこういう保護団体があることを知らなかったのでそのままうちの子になりました。
その1年後に近所にDog Shelterさんが出来てこういう団体があると知りました。
それ以来ずっと協力をさせていただいています。

なぜなら同じ【保護犬】である鉄之介が私達家族にくれた幸せは言葉に語り尽くせないから。
この子を私達にくれた神様に感謝し、
そして同じ境遇の子達に何でもいいから出来ることをする、
それが神様への恩返しになると信じているからです。

もちろんこういう子達を引き取って欲しいですが、
ペットショップから購入するのがやっぱり普通だと思います。
龍之進だってペットショップ出身ですし。

それより何より重要なのは、【どこから手に入れるか】以前に、
【飼育放棄をしない】で、【最後まで愛情を持って看取る】ことですよね。

そういう意味で、ニョッキくんを今でも思い続けるKiminomoriさんは本当に素敵な方だと思っています。
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